Easy Ethernet Box (EE_Box)

内部構成

  • Easy Ethernet Box (以降E・E_Box と言います)の内部構成を示します。
  • 基本的に、Ethernet 部、信号変換部、RS232C( 若しくはRS485) ドライバ部の3つから構成されています。
  • パラメータ設定は、右図の備考欄にも記載していますが、ブラウザにて設定が可能となっています。次項をご参照下さい。
  • 使用電源は、ACアダプター(5V)です。

特徴

  1. 信号変換や通信部分にロジカルなソフトウェアを介していません。
  2. 双方の通信のプロトコルに関して従来ご使用頂いているものをそのままご利用頂けます。
  3. TCP/IP 通信とCOM ポートへの割付の両方の通信設定が可能です。
  4. 本Box には特殊なプロトコルは含まれていません。従いまして、本Box との間での通信にはプロトコルは必要ありません。ユーザーフリーのプロトコルを作製頂けます。

ブラウザ設定(1)

  • RS232C 通信の制御パラメータの設定画面です。
  • 通信速度、パリティビット等の設定がブラウザによって設定できます。

ブラウザ設定(2)

  • Ethernet 通信のIP アドレス等を設定する画面です。

システム構成

システム構成実例

  • 某商社工場内設備のメンテナンス用として利用。
  • 設備用PLC がリンク化されている様な場合には1台のPC よりリンク内全てのPLC つまり設備の状況をモニタ可能となる。

インターフェイス仕様

ネットワークインターフェイス
Ethernet
10base-t/100base-tx 自動認識
コネクタ形状:RJ45
シリアルインターフェイス
RS232C(type_1)/RS485(type_2)
ボーレート:300〜230400bps
データビット長:7or8ビット
パリティビット:None/Even/Odd
ストップビット:1or2ビット
フロー制御:XON/XOFF

付属ソフト:Redirector(Lantoronix 社製)/ 仮想COM ポート設定ソフト

こんな使い方

  • 仮想COM(RS-232C )ポートの設定
    物理COM ポートとは別に、そのポートを除いた複数のポートを仮想的に割付ける事ができます。
    COM1〜COM80  (但し、物理ポートは使用不可となります。)


  • Ethernet(TCP/IP )ポートの直接使用
    TCP/IP ポートを、ユーザーアプリケーションにより直接使用する事ができます。
    IP アドレス&ポート番号を設定する事で複数の接続が可能となります。
    ***.***.***.1 〜 ***.***.***.255
    上記のIP アドレスの範囲で使用可能です。

外観(Type2)

外形寸法

内部構成(Type3)

外観(Type3)

Easy Ethernet Box (EE_Box)の資料がダウンロードできます!!
[[Easy Ethernet Box (EE_Box)資料]]


EE_Boxのドライバソフトがダウンロードできます!!
[[EE_Boxドライバソフト]]


尚、価格に関しましてはご相談下さい。